11.9.09

The September Issue


今日は夫が残業だったので、金曜日の夜なのにひとりっきりでした。よし、夫と一緒には絶対見なそうな映画を見よう!ということでThe September Issueを見に行きました。Vogue の一大イベント、9月号制作にまつわるドキュメンタリーで、「へぇ~こんな風にして雑誌つくるんだ」と見ごたえがありました。

私は特別トレンディな人ではないですが、今までで一番Vogueに近づいたのは東京で仕事をしていた時。広告会社に勤めていて、担当するクライアントがイタリアのファッションブランドだった時です。とにかくファッション誌の表紙の裏とか雑誌自体の裏とか(専門用語忘れた・・・)に広告を入れる事がとても重要で毎月必至になって交渉・交渉の日々でした。その中でもVogueは別格でした。ちょうどVogue Nipponが創刊されて間もない頃の話。どのブランドもいいページに広告を掲載したがり、そのスペースがもらえるのならば、編集長様にはなんだっていたします、、、という感じでした。

The September IssueのメインキャラクターAnna Wintour(編集長様)も、そういう「ワタクシが編集長であります」風なオーラを90分間ずっとふりまいていました。ミーティング中も発言してる人に対して「相槌を打つ」という事が一度もない。まさにThe Devil Wears the Pradaです。

Anna Wintourのお父さんも新聞社の編集長をしてたみたいで、彼が引退した理由は"He's got too angry"になってしまったから、だそうです。彼女も毎日Angryなんだそうで、限界がきたら引退すると言ってました。Angryって負のパワーのように思ってたけど、彼女が言うとすごい情熱(ポジティブ?)に聞こえてしまいました。

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