I will note all the tiny things that matter to me to remember where I was in my past and where I want to go in the future...
20.3.10
私小説
水村美苗さんの私小説を読みました。
時代は違えど、共感できました。
私もかつて親に連れられて海外へ引っ越した子供だったから。今みたいにネットもない時代、それはそれは孤独でしたね(涙)
珍しい、というか初めて横書きの日本語小説というのを読みました。英語も時々はいってくる、バイリンガル小説と呼ばれているらしいのですが、日本語も英語もどっちつかず・・・の私にとってはまさに母国語小説でした。
読んで思ったのは、お姉さんの奈苗さんが音楽で成功したらよかったのに・・・とか、まるで家族を応援するような入り込み方。お姉さんの音楽はこの小説のメインのポイントでは全くないのですが、それでもそう思ってしまうのは主人公たちの八方塞がり感がひしっと伝わってくるから。
今はまってるクレストブックスの移民系作家の小説を読んでも思うんだけど、母国で育たなかった子供というのはみんな、はからずしもどこか冷めた目線を持ってしまったんだと思います。そういって私は自分自信のちょっと変なとこ、イケてないとこを正当化しています。
16.3.10
Aoyama Book Centre
私の好きな場所、表参道の青山ブックセンター。 ここに一日いても全く飽きないです。 毎回東京に里帰りする度に「ABCの日」を設けて思う存分大人買いします。家の近所におしゃれ系ブックオフも出来たのですが(注:本当におしゃれなんです。クレープカフェなんかもついてて)、やっぱりABCに来ると「この本と今出会った!」という感覚が強く、「これブックオフで105円かも?」という考えは邪道だ!と思えるんですよね。
今回のお買い物は
「私小説」 水村美苗さん
「体の贈り物」 レベッカ・ブラウン
「最後の瞬間のすごく大きな変化」 グレイス・ベイリー
「通訳 ダニエル・シュタイン」 リュドミラ・ウリツカヤ
「学問」 山田詠美
共通点は女性作家。今月は女性作家コーナーみたいなのが設けられていて、amazonみたいに「この本が好きな人はこれも好きでしょう」みたいにおススメされてる感じでした。あてもなくふらっと本屋に入った時、こういうキャンペーンにずっぽりはまっちゃうんですよね・・・・本当はもっと絵本とか、ガイドブックとか、料理本とかも欲しいのですが、きりがないです。
9.3.10
8.3.10
仮住まいもそろそろ終わり
もうすぐこのフラットともお別れ。
・・・・・あんまりさびしくありません。
ロンドンで出会う人に、よく「最近鬱っぽい・・・」という人が結構多くいます。
今から振り返ると、去年の秋は私自身も結構鬱っぽかったな~と思います。その時期、何があったか?というと、愛着のある自分たちが初めて購入したフラットから、この仮住まいに引っ越した数か月でした。
そこで思ったのは、やっぱり巣作りは大事だって事。鬱っぽい人がいたら、是非とも巣作りに力を入れることをお勧めします。家を買える立場の人は、本気で家探しをしてお家オーナーになったら、時間の過ごし方もずいぶん変わりますよ~。ここロンドン市内で、家を買うのは悪くない投資だと思います。
ロンドンのいいところ
1.3.10
ランニング
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