23.9.10

アーユルベーダ



今日はアーユルベーダで元気になるつもりが、がっくり疲れて戻ってきました。
Ayurveda GramというSPAを現地の人に紹介してもらい、体験してきたのです。

こちらに到着してから、いつもの海外旅行のように地図を見ながら地理を勉強して、自分で行きたいところをプランしてうろうろする、という風にはいきません。どこへ行くにも専属ドライバーが連れて行ってくれるので、AとBに行きたくて、AからBまでは散歩がてら歩きたい、という場合も、Aでの用事が済んだらドライバーが迎えに来て、Bまで送ってくれる、という感じなのです。もちろん個人旅行だったら好きなだけ冒険できるのですが、一応会社に迷惑がかかるといけないと考慮して、おとなしくしています。

アーユルベーダに話を戻すと、Ayurveda Gramは大きな敷地の中に宿泊施設もあるような、アーユルベーダ合宿所のようになった大々的な施設でした。場所は現地ドライバーも不安になるような最果てにありました。到着2日目だったので、ローカルの人々の生活風景を見ながらのドライブは刺激がありました。



合宿所ははいったとたんに、あっちのペースというか、雰囲気に飲み込まれてしまいました。結局30分くらいはほっとかれ、その間中庭を散歩したり、インドの写真集を眺めたりしながら待機し、ようやくドクターとのコンサルテーションを受けました。その待ち時間さえもが治療の一部なのか?と思わせるほど、のどかです。ドクターは中庭の左手にある小屋にいました。コンサルテーションは中医と同じで問診がメインです。後は血圧と脈診。「食事を時間通りに取ること。水を2L飲むこと。運動はしすぎないこと。携帯やPCの使用時間を短めに。気を休めること。」と注意を受けました。水と運動はちょっと意外・・・

その後中庭の右手の小屋まで歩いていき、マッサージを受けました。各トリートメントルームにバスルームが付いている、インドならでは贅沢なつくりです。まさに「ふんどし」を渡されて、ふんどし一枚になります。相当おもしろい格好だと思うのですが、さすがセラピストは笑いません。



頭のマッサージから始まって、体全体を二人のセラピストがシンクロマッサージしてくれます。あたたかいごま油が全身に刷り込まれていき、血中ごま油濃度が高まるのがわかります。不思議な気分。額にオイルを垂らすシロターラは今回できなかったんだけど、残りの滞在期間に、それをするためにまた戻ってくるかどうかは検討中。ちょこっとリラクセーション目的でやるマッサージと違って、結構体力がいるものなので・・・

体力吸い取られて帰ってきたのですが、翌日の朝の目覚めは最高でした。やたら調子がいいし、驚いたのは足裏マッサージをしても全く痛みを感じなかったのです。胡麻油のおかげ。

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