21.10.09

Berlin



週末にベルリンに行ってきました。ひとりで行こうとプランしていたんだけど、夫も行けるということになって、それならちょっと贅沢していいホテルに泊まろう!と、Swissotelという5つ星(☆☆☆☆☆)に泊まりました。Kurfurstendammというのが最寄の駅です。ベルリンでは英語で困ることはなかったのですが、道や駅の名前が複雑で全然覚えられないのが困難でした。日本語のガイドブックでKurfurstendammはク―ダムと書いてあるんです。略しすぎ。



到着してまず食べたのはCurryWurstというカレー味のソーセージ。どこにでもあったから、ベルリン名物なんだと思います。その後フリーマーケットを歩いて、この旅のひとつの目的だったバウムクーヘンを食べに行きました。前もってバウムクーヘンの食べれるカフェを調べておきました。私の場合、こんな風に前もって企画するのも旅の楽しみのひとつです。でも振り返ってみると、バウムクーヘンって街中であまり見かけなかったです。観光客だけが注目してるだけかもしれないです。チョコレートでコーティングしてあるバージョン。

とりあえずフリーマーケットとバウムクーヘン、それといいホテルで満足だったのですが、まだまだベルリンの真ん中にはたどり着いてないので、電車に乗ってフリードリッヒ・ストリートまで行ってみました。この通りと、クロスしてるUnter den Lindenというのが街のど真ん中を通っているメインストリートみたいです。このあたりは旧東ベルリンだったらしく、その証拠に信号がAmpelmannというキャラクターになっていました。不思議なのは、ホテル近辺は旧西ベルリンエリアなので、普通の信号だったけど、ホテルより更に西側に行くと、また東ベルリンのAmpelmann信号が出没してるんです。後で調べたらこれは当然のことで、西ベルリンというのは東ドイツに囲まれてたんですね。私はてっきり東西でぱっきり分かれているものだと思ってました。


二日目はとにかく壁を見るというのがメインで、East Side Galleryへ向かいました。ホテルの最寄駅から地下鉄で一本で行けるはずだったのですが、工事中だったため、地下鉄を乗り換えたり、途中振替バスを探して乗ったりしなければなりませんでした。ロンドンでこういう事があるとがっくりと疲れるのですが、旅先ではこんな事も楽しいし、むしろ色々見れてラッキー!と思ってしまいました。ドイツはイメージ通りチケット売り場の自動販売機が壊れてることもなく、振替バスもスムーズだし、地下鉄も時間通り到着する、きっちりしています。







壁はあっけないくらい低く、場所によっては簡単に登って逆サイドに行ける感じでした。東側はたくさんのアーティストによってペインティングされてはなやかでした。もちろん当時は東側の国境警備隊が銃を持って立っていたり、場所によっては番犬がいたりしたそうです。


ランチも節約しているわけではなかったんですが、パン屋さんでおいしそうなパンを買って、またCurryWurstを屋台で買って公園で食べたりしたので、全然お金を使わなかったです。一番お金を使ったのはカフェでコーヒーとケーキを食べる時くらい。ふたりで20ユーロはロンドンと比べても割高だと思います。でも全体的にケーキがすごくおいしいと思いました。

街中でみかけたMuseum The Kennedysというのの前で、おもしろいから写真撮りました。



これは西側に近い、ポツダム広場近くの壁の残りです。こんなに薄いんですね。私は旧西と東ベルリンの真ん中に立ってることになります。


ホロスコートのメモリアル。シンプルで、ものすごく迫力がありました。



あまり観光地に足を運ばなかったので、典型的なベルリン旅行とは違うと思うけど、私たちは公園をよく歩きました。夫に「この旅のハイライトは?」と聞いたら「公園でRed Squirrelを見たこと」と答えました。イギリスの赤いリス(といっても、茶色だけど)はほぼ絶滅してるそうです。私のハイライト、というか印象にのこったことは、「調子にのって飲みすぎてホテルのロビーで気絶しそうになったこと」です。
とはいえ、ベルリン旅行期待以上に楽しかったです。

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