10.8.09

Jhumpa Lahiri






好きな作家。Jhumpa Lahiri
Jhumpaというのは昔飼ってた猫の名前らしいです。ベンガル人は、名前とは別にニックネームがあって、自分のペットの名前をつけたりするそうです。そんなんで、家の中は混乱しないんでしょうか?

今までに3冊読みましたが、全部はいりこんで読みました。英語では"Absorbed"と言います。すべてに共通しているのが、ベンガル系アメリカ人として、移民としてアメリカで生きる主人公の葛藤のようなものを軸にストーリーが展開します。展開、というか、派手なストーリーではないのですが、静かに地に足をつけて生きてる人の話なのです。

三作目の「見知らぬ場所」に入っている連作、「ヘーマとカウシク」は恋愛が絡んだ大河ドラマのようなお話なんだけど、あの辛口文芸評論家のミチコ・カクタニさんが「下手したらメロドラマになりがちなテーマを実のある文芸作品に仕上げたのはJhumpa Lahiriの才能のすごさ」のような発言をしていました。その通り、品があるのです。






どんな女の人なんだろう?と興味があるのですが、実物はこの通り美しい人です。作品の世界を裏切らない外見です。

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