今日はテニスを通じて知り合ったお友達の送別会でした。彼女とは実は2回しか会ったことがないのに、なんだかとても親しくお付き合いしてたような錯覚があります。日本人の旦那様とお子さんがふたりいる彼女と、イギリス人夫で子無しの私。でも同じ年という共通点があります。 送別会はCovent GardenにあるSouk Medinaという、主役のお気に入りレストランでした。モロッコ料理なんですかね?低いソファにすわってキャンドルだけ、ちょっとロマンチックでした。 人数分のセットメニューを頼むと「おかわり自由」という、全員が集合時間にそろわないメンバーだったのでとても便利でした。
話題は「ロンドン生活どうだった?」という、お決まりの送別会的な会話から始まるのですが、やっぱり中盤からは普通のあーだこーだと、いつものたわいもない話になります。お互い、海外生活をしていると「日本語をしゃべり倒す」機会があると歯止めがきかなくなるのですね。 最後に、帰りに車でおくってくれたMさんご夫婦、ありがとうございます。途中しゃっくりが止まらなかった旦那様を背後から脅かし、しゃっくりを止めました。これでちょっとお礼が出来たかな、と思いました。
8月いっぱいで仕事を辞めました。 シドニーに引っ越すまで(&引っ越してからも)、しばらくゆ~っくりしたいと思ってます。仕事柄、今まで実質労働時間はそれほど長くなかったけれど、拘束時間や準備する時間は意外と長かったので、一週間はあっという間に経ってしまいましたが、これから2か月、しかも仮住まいでどう過ごすのか・・・・少し不安です。とりあえず、7月に入会したジムに毎日通ってみます。ジムではBody CombatとLegs, Bums & Tumsというのを一日おきにやってます。毎朝一時間のジム時間が終わって、シャワーを浴びて家に戻ってもまだ11時。ランチを食べても、丸々午後が自由時間になるのです。ここで何をするか、
1.映画を見に行く
2.散歩・散策3.気合いをいれた大掃除 など、いろいろしています。
仮住まいの居心地があまりよくないのも手伝い、外に出るか、家の居心地をよくする努力をするか、です。仮住まいは義父の奥さんが昔住んでいたフラットで、今は物置のように使っている部屋です。掃除は、特に大掃除は得意なのですが、自分のものではないものが散乱するのを掃除するのは大変。捨てていいものがわからない。 早く11月にならないかな・・・
来週の月曜日はPublic Holidayなので、今週いっぱいで今契約しているところでの仕事が終了します。2007年7月から部屋を借りて地道にクライアントを増やしてきました。本当にはじめはひとり、ふたり、、、から始まり、1年過ぎたころから安定し、Credit Crunchと言われてから、なぜかぐんぐんと売上が上がりました。みんなストレスを抱えてるんですね。
オーナーには本当によくしてもらいました。お客さんがつかないはじめの頃は、レントもごくわずかしか請求しなかったし、ダブルブッキングさえしなければ、契約外の時間でも部屋を使わせてもらえました。そういうオーナーの心づかいに応えたいという気持ちもあり、必要とされれば朝8時でも夜9時でも、土日でも予約を入れてがんばれました。オーナーをはじめ、とても有能なレセプショニストと、賢い同僚たち。フリーランスで働いているのにチームワークを感じる事ができたし、全体の雰囲気がいいものだったので、お客さんも安心して来てくれたんだと思います。
そして8月中旬に今までのお客さんに、8月いっぱいで辞めることをお知らせしたんだけど、みんな暖かいメッセージを送ってくれました。このメールはずっととっておこうと思ってます。フリーランスは精神的にきつい事も多いけど、捧げたぶんだけ受け取ることができてRewardingな仕事です。ありがとうございます。
本にも映画にもなったPersepolis。イラン人の女の子が体験したイスラム革命のお話で、女の子はその中で成長して青春を過ごして、たくましく生きていきます。国の情勢に振り回されて抑制された時代と、親と祖国を離れてヨーロッパで生活する時代とあるけど、どっちも彼女の人生。結果すごくシニカルな視点を持ってる女の子になったみたい。革命とかっていう激しい物語の中にも普通の人の普通の生活があるわけで、そういう人の日常というのは平和しか知らない私にはちょっと難しいテーマのような気もしますが、それでも感情移入しました。イラストもダイナミックでハラハラします。